「せんねん祭」開催!持続可能な島の実現に向けたアイディアを発表
2023.3.32023年2月19日の日曜日に、Youtube LIVEとFMみやこ生放送にて「せんねん祭」が開催されました!
せんねん祭とは、持続可能な宮古の実現に向け、市民が考える「こういう取り組みがあると良いかも!」というアイディアを発表し、参加や協働を広く投げかける場です。
市民が考えた気づきやアイディアを、「せんねんミーティング」によりブラッシュアップしていき、さらに実行性のある具体的なアイディアへと練り上げてきました。
様々な方の協力のもと練り上げてきたアクションアイディアが、ついに発表されました!!
今回、発表いただいたのは、島の高等学院学 院長の根間玄隆さんと、レオクラブ宮古島のみなさんの二組です。
根間さんの発表テーマは、「地域で学生を育てる〜多様な大人が学生に関われる仕組みを一緒に作りませんか?〜」です。
まず画面に映ったのは、「30人」という数。この数字が何を示すか分かりますか。
これは、宮古で高校を辞めてしまう年間の学生の数※です。
(※高校の在籍数から算出した概算)
多くの学生たちは、勉強ができる、できないだけで判断されがちで、高校へ行く意味や、何のために勉強しているのかが分からないまま、納得した進路選びができていないことが課題のひとつだそう。
そのため、地域にある仕事を通して社会を知ったり、自身について良く知る時間が必要だと考えた根間さんは、市民が関わることができる5つの活動を提示し、協力を呼びかけました。
ご協力を募集している活動は、
1.インターンの受け入れ
2.講話
3.ボランティア
4.アルバイト
5.学生との関わり方を一緒に考えてくれるの5つです。
この先の宮古が、より良い形で持続的に発展していくためには、一緒に支えあう仲間が必要です。
一緒に、未来の仲間づくりをしませんか?
レオクラブ宮古島のみなさんの発表テーマは、「mymizuを使い、ペットボトルごみを減らし、市民一人一人がマイボトルを持っている宮古になりたい」です。
総勢13名もの発表ですが、息はピッタリ。日頃からよく話し合いながら、活動を進めている子供たちのチームワークの良さを感じました。
ビーチクリーン活動を行っている時に、プラスチックごみが多いことに驚いたというメンバーは、対策を模索する中で「mymizu(マイミズ)」というサービスにたどり着きました。
mymizuとは、全国の無料で給水できるスポットやお店を調べられる無料アプリのこと。みんながマイボトルを持ち歩いて、どこでも無料で給水できるようになれば、プラスチックごみの削減につながると考えたメンバーは、給水できるパートナー様を増やす活動を始めました。
目標は、現在、宮古に6店舗しかない給水パートナーを1年後には100店舗にすること!!
一件ずつ店舗を回って説明を行い、協力を呼びかけています。
活動のキャッチフレーズは、「水分補給の革命」
レオクラブ宮古島のみなさんが伝えたいことは、一人ひとりがマイボトルを持ち歩くこと。そのために、協力店を増やして、どこでも気軽に給水ができるように進めています。
多くの人に伝わり、広がりやすいようにとの思いで、キャッチフレーズまでつくってくれました。
プラスチックごみ削減の活動に共感いただけるみなさま、ぜひ水分補給の革命という言葉を拡散して、一緒にmymizuを広めていきましょう。
また、ご協力頂ける飲食店のみなさま、レオクラブ宮古島までご連絡ください!
最後に、宮古島市企画政策部の垣花部長は、「今年で2回目となるせんねん祭。今回の特徴は、平良中学校やレオクラブの生徒など、多くの子供達が参加してくれたことです。これによって、千年先の宮古に向けた取り組みに対するせんねん祭の関わりが、大きく進展してきたと思います。来年も、この取り組みを続けて参りますので、賛同される市民のみなさまにもご協力いただきながら、さらに発展させていければと考えております。」と話しました。
ご視聴くださったみなさま、本当にありがとうございました。
また、配信を見逃してしまったという方は、ぜひYouTubeの録画配信をご覧ください。
3/18(土)まで、上記のフォームで賛同の声を受け付けていますので、どうぞお寄せください。
賛同の声フォームはこちらからどうぞ。
出場されたレオクラブ宮古島さん、根間さん、事務局の皆さま、本当にお疲れ様でした。
※昨年度のせんねん祭はこちらからどうぞ!