ヤラブの木の挑戦「島の恵みで作るオイル」
2019.5.31
タマヌオイルができるまで
防風林や畑垣等の再生&珊瑚礁を守るための環境調整、災害時の減災のためにも大変役に立っている植樹されたヤラブの木♪皆さんは、この木の実から抽出される「タマヌオイル」という植物オイルがあるということをご存知ですか?
今回私たちは池間島にある「ヤラブの木」にお邪魔して、そのオイルについて三輪智子さん&三輪大介さんにお話を聞いてきました
現在「ヤラブの木」では、「タマヌオイル」という万能オイルを生産・販売しています。先人たちが大切に育んできたヤラブから商品づくりを行いたいと、タマヌオイルは生産&商品化されたそうです。もともとは万能薬としても使われていたオイルだったみたいです♪
このオイルは、自然落下したヤラブ(テリハボク)の種子を集めるところから始まります。
島の高齢者などがひとつひとつ手作業で殻を割ります!
ヤラブ(テリハボク)の実から抽出されます。タマヌオイル作りは、島の自然を守りつつ、誰もが関わりを持てる新たな産業を作り出すという理想的な循環を作り出しています。
じ~~っくり時間をかけて太陽光で乾燥させるのです。
直圧式(玉搾り)によるコールドプレス製法で非加熱のオイルを抽出して完成!パッケージなどのデザインも三輪智子さんがご自身でされているのだとか。。!
UVケアとして/スキンケア用オイルとして/マッサージ用オイルとして/髪のケア用オイルとして
抗酸化作用が非常に高く、アンチエイジングの効果も期待されている注目のオイルなんです!美容に感心の高い人々の間でもじわじわと関心が高まってきていて、私もその魅力に引き込まれてしまいました。
2月からネット販売も行っているそうなのでこちらもぜひご覧ください!!
直接販売では島民割引があるということなので、足を運んでみてはいかがでしょうか??^^自分用にはもちろん、身の回りの方へのプレゼント用にも喜んでもらえそうです♪♪
また、安定した収量と品質保持のためにも1本でも多くの苗木を植樹できるようにと、昨年には「ヤラブの森づくり」という島おこしの会主催の植樹イベントも開催されました。今年も昨年同様、6月末にも植樹のイベントを企画しているとのこと。また近くなったらイベントの告知もできれば、と思います♪
今回はいろいろなお話を聞かせてくれて本当にありがとうございました。「自分たちの&そして島の未来を切り開くために足元に転がっている、磨けば光る素材(技術や知識)があることに気づいてほしい」とお話してくださったのがとても心に響きました。
生産すればするほど、島の暮らしが安定し、海も緑も豊かになっていく「タマヌオイル」。島の未来を支える製品となっていってほしいです。