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2025.08.22
お知らせ

宮古島市総合博物館で「深海展」開催中

海の神秘と環境問題を伝える、夏休みの企画展

宮古島市総合博物館では、市制施行20周年を記念した第44回企画展「深海展〜海はつづくよどこまでも〜」が、7月18日(金)から8月31日(日)まで開催されています!
日本各地から集めた深海生物の剥製や標本、有人潜水調査船「しんかい6500」の実寸大模型を通じて、来場者に深海の魅力と人との関わりを紹介する企画展です。

こちらの企画を担当された学芸員の與那覇さんに案内していただきました!

本展は、有人潜水調査船「しんかい6500」への搭乗経験を持つ研究者・池本さんの提案から実現しました。
池本さんは会期中、解説や自身の体験談を語り、専門家ならではの視点を来場者に伝えています。

特に注目は「しんかい6500」の球体部分を再現したほぼ実寸大の模型。
内部の構造や潜航・浮上の仕組み、母船「よこすか」との連携も詳しく解説されており、実際に潜水艇に乗り込む感覚を味わうことができます。

博物館中央の展示スペースへ降りていくスロープの壁面の青色グラデーションで深さを表現し、来場者が「潜っていく」体験ができる演出になっています。
深海の定義(水深200m以深、真っ暗で2〜4℃の低温環境、高水圧)や、宮古島周辺の海底地形、沖縄トラフ、深層部が7460mもある琉球海溝なども紹介され、沖縄周辺地域の海の姿を学ぶことができます。
また、水圧により圧縮されて小さくなっていくカップ麺の展示や、触れることのできるシロウリガイ、縁起物としても知られるカイロウドウケツなど、体験型展示も充実。
沖縄美ら海水族館やJAMSTECなど日本各地の研究機関の協力により、新種発見のエピソードなどの研究成果も紹介されています。

クイズの答えを記入していくことで最後にビンゴゲームができるワークシートや、スタンプラリーも実施されています。
夏休み期間(7月18日〜8月31日)は高校生以下が入館無料、70歳以上は通年無料となっています。

ちなみに與那覇さんに見どころを伺うと、、、「クロトカゲギス」がお気に入りとのことです。
どこに展示されているかぜひ探してみてください!

人と深海のつながり

ポイ捨てされたゴミが川から流れ込み、やがて深海に沈んでいく過程や、プラスチックが細かく砕けて魚の体に取り込まれ、最終的に人間の食卓に戻ってくる可能性が解説されています。

会場には、漂着ゴミで埋め尽くされた宮古島の海岸写真が掲示され、来館者は「どうすればゴミを減らせるか」「海とどう付き合うか」といった意見を付箋に書いて貼り付けることができます。
単に学ぶだけでなく、来場者自身が未来に向けた行動を考える参加型の仕組みです。

深海の神秘に触れると同時に、海と人のつながり、そして環境問題を考えるきっかけを与えてくれる「深海展」。
宮古島ならではの視点と参加型の工夫で、大人も子どもも楽しめる内容になっています。


夏休みのお出かけ先として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。