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2025.09.19
特集記事

東海理研株式会社のみなさんがヒルトン宮古島でサンゴの植え付け体験を行いました!

東海理研株式会社のみなさんが、ヒルトン沖縄宮古島リゾートにて、一般社団法人伊良部島環境協会の監修によるサンゴ植え付け体験を行いました。

ヒルトン沖縄宮古島リゾートでは昨年、伊良部島環境協会と連携し、宿泊者向けにサンゴの植え付け体験を実施しており、体験料の3,500円は全額サンゴ保護活動に寄付されてきました。
東海理研株式会社の代表取締役社長 佐藤さんが昨年ヒルトン宮古島を訪れた際にこの取り組みを体験し、活動内容に感銘を受けたことがきっかけで、今年は社員のみなさんとともに宮古島を訪れたそうです。

さっそく私たちも、そのスタディプログラムに参加してきました!

体験の流れ

はじめに「サンゴの先生」として知られる伊良部島環境協会の津乗さんから講話を受け、宮古島がサンゴで形成された島であることや、サンゴの生態・産卵・危機的状況について学びました。
続いて、参加者一人ひとりが、伊良部島環境協会によるお手製のサンゴを固定し植え付けるための円柱状の特殊基盤に、名前や日付、メッセージなどを自由に書き込んでいきました。
その後、針金でサンゴを基盤に取り付け、海の再生に向けた第一歩を踏み出しました。

サンゴとは

宮古島に住む私たちにとって、サンゴは身近な生物ですが、あらためてサンゴについて学び直してみましょう。
サンゴは一見すると植物や岩のように見えますが、実は刺胞動物門に属する動物なのです!

体長数ミリほどの小さなサンゴ虫(ポリプ)が石灰質の骨格を作り、コロニーとして成長します。
多くのサンゴは体内に褐虫藻(かっちゅうそう)という微細な藻類を共生させ、光合成によって栄養を得ています。
この褐虫藻が失われるとサンゴは白化し、白化が長く続くと死滅してしまいます。

宮古島を含む琉球列島は世界有数のサンゴ礁海域であり、サンゴ礁は沿岸の波をやわらげ、魚介類や多くの海洋生物のすみかを提供しています。
また、長い年月をかけて作られたサンゴの石灰岩は、島の地形や地下水系にも影響を与え、人々の暮らしを支えてきました。
サンゴの保全は、自然保護のみならず地域文化や生活基盤の維持にも直結しているのです。

サンゴ礁の危機と再生への挑戦

現在、地球温暖化による海水温の上昇や私たちの生活環境の変化によって、サンゴの白化や減少が深刻化していると言われています。
伊良部島環境協会では、この状況を少しでも改善しようと、特殊基盤とひび建て方式を用いたサンゴの再生活動を展開しています。
この植え付けたサンゴは3ヵ月ごとに成長観測を行い、順調に育つよう管理しています。

エコアイランドの旅 持続可能性への旅

東海理研株式会社のみなさんは「実際に手を動かしてサンゴを植えることで、海の現状をより深く理解できた」と語っていました。
佐藤社長も「今後も継続的にこの活動に関わっていきたい。いつか宮古島の海に“東海理研サンゴ礁”を作りたい」と意欲的です!

サンゴ礁は、多様な海洋生物のすみかであると同時に、島の暮らしや文化を支える存在です。
今回の体験は、旅行と環境保全を結びつけた取り組みとして、エコアイランドらしい旅の可能性を感じました。

植え付けされたサンゴのその後

ヒルトン沖縄宮古島リゾートと伊良部島環境協会では、体験後も継続的にお客様へサンゴの生育状況をお伝えしているそうです。

現在植え付けされて約2ヶ月が経過したサンゴたちは、順調に定着していっています!