みなさん、宮古島サスティナブルツーリズムガイドラインはご存じでしょうか。

「宮古島の自然や文化、島の人々の生活を守り、次の世代につないでいく」を理念として掲げた、島の観光行動における基本指針です。

宮古島サスティナブルツーリズム連絡会は、2020年に「観光の持続性向上」を目指し、ガイドラインの策定作業を開始し、漁協、マリン事業者への説明や、一般からの意見募集を進め、2023年1月に策定されました。

ガイドラインは自然環境保護、海の安全、地域への配慮を理念として、

1.市民向けガイドライン（アクション）

2.観光客向けガイドライン（アクション）

3.観光事業者向けガイドライン（マリン事業者・マリン事業者以外）

の3つで構成されています。環境保護に関しては、サンゴに触らないノータッチサンゴマナーの徹底などを呼びかけ、海の安全はライフジャケット着用などを伝えています。

今回は、宮古島サスティナブルツーリズムガイドライン認証店の受付開始発表記者会見の内容をお伝えします。

2024年3月1日より、宮古島サスティナブルツーリズムガイドライン認証店の受付をスタート。

宮古島サスティナブルツーリズム連絡会は、「宮古島サスティナブルツーリズムガイドライン認証店を受付・登録し、これから積極的に紹介していく。」と説明されていました。今後は、宮古島サスティナブルツーリズムガイドラインの認知度が高まり、認証店を利用しようとする観光客が増えると、事業者も認証店として認証されるためにガイドラインの遵守していく。という相乗効果を期待しているそうです。

宮古島サスティナブルツーリズム連絡会は、認証店には認証マークを配布し、地域を訪れるときはガイドラインを遵守しているツアーを利用することも「島を守る」大切なアクションだと呼びかけています。