Message from ecoislandエコアイランド通信
壱岐なみらい創りプロジェクトへの取り組み【ヌーラボ】
【SDGs未来都市】に選ばれている、長崎県の離島・壱岐市。
その壱岐市のプロジェクト「壱岐なみらい創りプロジェクト」に企業側として参加されているヌーラボさんにお話をお伺いしました。
ヌーラボさんはリゾートワーク制度という取り組みで宮古島とは深いご縁があります。というより宮古島市は大変お世話になっております!!
そのようなご縁もあり、同じ島嶼地域での新しい取り組みを始められたという事で今回の取材となりました。
▲取材に応じていただいた安立さん
Q1・「壱岐なみらい創りプロジェクト」について、どんなプロジェクトが聞かせてください。
「壱岐なみらい創りプロジェクト」とは、壱岐市役所が子どもや若者を始め、住民の方に豊かな暮らしのために企業や学校と連携して取り組んでいるプロジェクトです。
住民の方が自らが率先して意見を出し合う対談会を定期的に行っている活動です。
Q2・なぜ、プロジェクトをサポートすることになったのですか。
壱岐で活動されている企業の中でヌーラボが関わっている企業がいくつかあり、複数の企業からヌーラボも参加してみないかと声をかけてもらったことがきっかけです。
その後も壱岐の職員さんとも話す機会があり、参加を決めました。
Q3・ヌーラボが提供するツールとは?また、そのツールがプロジェクトにおいて果たす役割とは?
ヌーラボで提供しているサービスは、Backlog(バックログ)、Cacoo(カクー)、Typetalk (タイプトーク)
とありまして、その中でも今回はBacklog、Typetalkを提供させていただいています。
Backlogは、プロジェクト管理ツールです。
マイルストーンやガントチャートなどを用いて、課題の優先付けや期限管理が簡単にできます。ソースコードの管理にも最適です。
Typetalk は、雑談を成果に変えるチャットツールです。
スピーディに展開されるチャットと感覚的なファイルの共有機能により、チームコミュニケーションを円滑にして仕事をより楽しくさせます。
主に高校生が対象なので、社会に出る前にプロジェクトを進めていく中でのコミュニケーションの取り方を身につけてもらえたら良いなと考えています。
その中で、課題解決を円滑に進めていく方法を習得してもらえたらなと。
メールやLINEでコミュニケーションを取っていると思うのですが、年度をまたいでのプロジェクトの内容を引き継ぐのに有効なコミュニケーションの取り方を覚えてもらえたらなと。
そこでヌーラボのツールを使ってもらい、コミュニケーションが円滑に取れる人材を育成できたらと思っております。
Q4・ 今後のこの取り組みの方向性は?
まだこれから始まる取り組みで、まだスタートを切っていないのですが。。
学校の活動の一環で参加してもらうのではなく、興味があるという高校生を始め住民の方が集まるので、どんな考えの方が集まるのか楽しみです。そこに集まる方が円滑にコミュニケーションをとり、円滑にプロジェクトを進めるお手伝いができたら良いですね。
そして、今後に活かしていってもらえたらと思います。
Q5・ 宮古島でもこのような取り組みがあったら協力して欲しいですが、お願いできますか?
お役に立てることがあれば、是非協力させていただきます!
Q6・最後にヌーラボにとっての地方創生とは。
今回のように、会社として提供しているツールを利用してもらうことで人材育成につながることがあります。
また、私たちができることとしては、「ヌーラボのサービスを使ってくださる人を増やすこと」が地方創生につながるのかな、と考えています。
今後も、コラボレーションして取り組めるところがあれば、ぜひ参加していきたいと思っております。
Q7・「千年先の、未来へ。」残したい宮古島のモノ、コト、は何でしょうか?
「良い人材」を残していきたいですね。
時代はどんどん変わっていくので、それに対応できる人材を育てることが地域の発展につながるのではないでしょうか!
壱岐市は、宮古島と同じく“離島”という環境にあります。
取材を通して、ヌーラボさんでは問題解決を円滑にすすめるために、ツールを提供することで人材育成を行ったりと、様々な取り組みを行っていてとても刺激を頂きました!
ヌーラボさんがおっしゃっていた通り、宮古島の「未来創り」に必要なのは「良い人材」。
今後、宮古島でSDGsを加速させていくためにも、「人材育成」にもぜひ力を入れていきたいですね!