みなさん、こんにちは。

数年前までE3燃料の原料となるバイオエタノールを生産していた
宮古島バイオエタノール生産設備施設にて、原料から製造まで全て
「宮古島産」の除菌アルコールを生産しているとのことでお話を
お伺いしました。

・原料や製造方法について教えてください。

「原料は宮古島のサトウキビの「糖蜜」を原料に生産していまして、
糖蜜を扱うので、工場が稼働すると黒糖のような香りが漂います。」
「工程としては発酵と蒸留を行って製造しています。一旦工場が稼働すると
二週間ノンストップで対応しています。」

▲製造工程における原料の変遷資料

・エタノールの製造量はどの程度ありますか？

「現在は、１か月約４キロリッター製造しています。（月約４キロリッターと聞くと少なく感じてしまいますが）

・除菌アルコールの製造量はどの程度ありますか？

「（製造したエタノールから）４０００リッター分の除菌アルコールが作られます。」
「５００ミリリットルのボトルで換算しますと、約８，０００本です。」

・どのような製品ですか？

「サトウキビ由来の発酵アルコールとして、除菌効果の高いと言われる
アルコール度数７５％に希釈し、保湿効果のあるグリセリンを加えて
使用感も高めた製品です。」
「また、製造の過程で出てくる副産物は畑の肥料として活用もできるので循環型の
エコな製品でもあります。」

▲製品の写真

・最後に一言お願いします！

「弊社は建設会社ではありますが、宮古島産のサトウキビを活用した
除菌アルコール製造を通じて島の環境へも貢献していきたいです。」

▲大嶺さん、島尻さん、友利さん工場内にて

ご説明して下さった、株式会社 佐平建設の大嶺さん、島尻さん、友利さん！
お忙しい中、ありがとうございました！！

新たな宮古島産品としての除菌アルコールは、島の持続可能性を高めていく
SDGsな製品でした。島のエタノールを使った製品作りに今後も期待です！

製品についてのお問い合わせは、製造・販売元である株式会社 佐平建設まで。
TEL：0980-79-7888　FAX:0980-79-7889　担当：大嶺・下地

※記事の作成上、コメントの言い回し等について事務局で変更をしてあります。