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2026.07.29
お知らせ

宮古島の自然の象徴、ヤシガニを守るために

ヤシガニは、島の豊かな自然を象徴する生きものです。ヤシガニは宮古島の自然環境を構成する貴重な野生生物であり、学術的・文化的な価値を有しています(環境省レッドリスト2020では絶滅危惧Ⅱ類に位置付けられています)🌿

宮古島市では、市民や事業者、行政が一体となってヤシガニの保護を図り、世代を超えた共有財産として継承していくことを目的に「宮古島市ヤシガニ保護条例」を制定しています。
宮古島市ヤシガニ保護条例に基づくルール

6月から8月は全面捕獲禁止

ヤシガニの産卵・繁殖期にあたる毎年6月1日から8月31日までの3か月間は、宮古島市全域でヤシガニの捕獲が禁止されています。
この期間は大きさや性別に関わらず、すべてのヤシガニが保護の対象となります。観察や写真撮影はできますが、捕獲したり持ち帰ったりすることはできません🦀

ヤシガニ保護区域について

宮古島市では、ヤシガニの保護及び生体調査研究のため、次の4地区を保護区域に指定しています。

池間地区

間那津地区

七又地区

来間地区
の4地区が保護区になります。

保護区域の位置は、下図のとおりです↓

掲載元URL(https://www.city.miyakojima.lg.jp/soshiki/shityo/kankyoueisei/kankyouhozen/oshirase/files/yasiganihogokuiki.pdf

これらの保護区域では、年間を通してヤシガニの捕獲や殺傷が禁止されています。
また、各保護区域には起点となる場所2カ所と区域中央に、保護区域を示す看板が設置されています。保護区域を訪れる際は、現地の案内表示も確認しながら行動しましょう。📍

保護区域外での捕獲制限

保護区域外での捕獲制限
保護区域外であっても、次の個体は年間を通して捕獲できません。
甲長8cm未満のヤシガニ
甲長12cm以上のヤシガニ
抱卵したメスのヤシガニ

特に抱卵したメスは、次の世代の個体群を支える重要な存在であることから厳格に保護されています。
条例違反には罰則があります
宮古島市ヤシガニ保護条例に違反した場合は、10万円以下の罰金が科されることがあります。観光やレジャーでヤシガニを見かける機会もありますが、ルールを守りながら自然観察を楽しむことが大切です。⚠️
なぜヤシガニを守る必要があるの?
ヤシガニは成長に長い年月を要する生きものとして知られています。体重約500g、甲長約8cmに達するまでに、オスで11〜15年、メスでは25〜30年かかるとされており、一度個体数が減少すると回復までに長い時間が必要となります。そのため宮古島市では、捕獲制限や保護区域の指定などを通じて、ヤシガニの保全に取り組んでいます。⏳
宮古島の自然をいつまでも残すために
ルールを守ることは、ヤシガニだけでなく、宮古島のかけがえのない自然環境をこれからも守り続けることにつながります。今年の夏もヤシガニを見かけた際は捕まえず、そっと観察してその姿を楽しみましょう。🌏