Message from ecoislandエコアイランド通信
スマホひとつで遊びも避難も完結!宮古島観光デジタルマップ
観光×防災──新しい地図のかたち
宮古島のガイドマップとして、新たに「観光デジタルマップ」の運用が開始されました。
これは、観光の利便性と災害時の安全確保を同時に叶える、全国的にも先進的な試みです。
この観光デジタルマップ開発担当の、宮古島市観光商工課 観光推進係 譜久島さんにお話を伺いました。

本サービスは、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスから簡単にアクセスできるWEBベースの地図サービスです。
島内のビーチや景勝地、観光施設などの基本情報はもちろん、津波や地震の際の避難場所も掲載しています。
浸水域想定マップも搭載しており、土地勘のない観光客でも現在地が危険の可能性がある場所かを確認することができます。
Google マップ機能と連携し、現在地から観光地や避難場所へのルート案内も可能です。
背景には昨年 4 月の津波警報発令時に聞かれた「どこへ逃げれば?」という不安の声があります。
このマップを活用し、災害時には迅速かつ的確に避難行動がとれる環境づくりを目指しています。
さらに、インバウンド対応として多言語表示(日本語、英語、韓国語、繁体字、簡体字、スペイン語)に対応し、外国人観光客にも使いやすい設計にしています。
「旅マエ」にも「旅ナカ」にも
360°パノラマ VIEW 機能で、宮古島の自然や観光地を来島前にバーチャル体験可能です。
旅の計画段階から観光地の距離感や雰囲気を掴めるようになり、期待感を高めて来島を後押しします。
ドローン撮影による空撮映像や、JTA ドームの施設内 360°VIEW も搭載しました。
観光だけでなく、会議やイベント誘致などの「MICE」のニーズにも応えます。
また、宮古島の様々なプロモーション動画なども多数掲載していますので、美しい宮古島の自然や美味しい特産品をご覧いただき、ぜひ旅マエもお楽しみください!


企業版ふるさと納税で実現
このプロジェクトは、株式会社ベストウェイからの企業版ふるさと納税寄附金を活用して実現しました。
宮古島市観光商工課と防災危機管理課が連携して開発を進め、寄附を通じた民間企業の支援により、観光振興と防災対策の融合が図られました。
現状の観光情報は、企業版ふるさと納税の寄附金を活用して「できる限りの範囲で」整備されたものであり、まだまだ掲載していきたい情報がたくさんあります。
特に文化財や史跡の情報がまだ少ないのですが、現在は、クルーズ船で訪れる観光客が徒歩でアクセス可能な場所や、市街地のホテルに宿泊する観光客が訪れやすい場所など、市街地エリアを中心にピックアップしています。
今後の展望
今後の展望としては、文化財や史跡、宮古島の伝統文化や、地域の暮らしに根ざしたコアな情報(昔の人々の生活や歴史的背景など)も反映させ、他にはない独自の魅力をさらに高めていくことを目指しています。
海の安全に関する注意情報については、できるだけ早く掲載したいと考えています。
将来的には、飲食店予約やタクシー配車サービスなど利便性が向上するような機能が加わっていくといいなと思います。
引き続きアップデートを重ね、多角的に宮古島の観光振興と安全対策を推進してまいります。
譜久島さん、取材へのご協力ありがとうございます!

観光情報の元となっているのは現状の紙媒体のマップであり、紙のマップも引き続き配布される予定とのことです。
この観光デジタルマップの運用は、観光客の利便性を高め、地域経済の好循環を目指すエコアイランド宮古島の取り組みとも合致しています。
観光と防災を一体化させたこのマップは、単なる便利ツールにとどまらず、宮古島の持続可能な観光コンテンツとして期待ですね!
https://www.city.miyakojima.lg.jp/kanko/guidemap/digitalmap.html