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Message from ecoislandエコアイランド通信

2020.07.31
お知らせ

東洋一の海を守りたい~東急ホテルの【プラゴミゼロの取り組み】~

宮古島屈指のリゾートホテル、東急ホテルでは、【プラゴミゼロ】を掲げた様々な取り組みを行っています。
今回は、その概要に迫るべく東急ホテルの販売促進部チーフの曹さんに取材させていただきました!

 

まず、東急ホテルでは、グリーンコイン制度やグリーンカード制度などの取り組みを行っています。

グリーンコイン制度とは、ホテルの部屋に完備されているアメニティ(歯ブラシ・カミソリなど)を削減していこうという取り組みです。
もし、宿泊された方がアメニティを使わなかった場合、フロントにあるコイン回収スタンドにコインをかける、というもの。
年間で集まったコイン枚数分の基金を、地球の緑化活動「子供の森」計画や丹波山「森づくり活動」へ寄付されているそうです。

グリーンカード制度は、連泊される方を対象に、シーツなどを交換しない意思表示をドアノブにかけておく、というものです。

自分の意志表示をするだけで、緑化活動の役に立てたてたり、環境負担を軽減できるというのはうれしいですよね。


▲グリーンコインは、アメニティといっしょに置かれています。


▲コイン回収スタンドは、コインが増えると緑色が増えていくつくりになっています。


▲グリーンカードは、ベッド上に置いてあります。

 

また、ホテル内にあるプールやビーチの近くには、3か所ゴミ箱が設置されており、どれも木製で作られています
宮古島は土地柄台風が多いため、万が一流されても自然に還る環境にやさしいつくりになっています。

ほかにも、ビーチにゴミを出さないようにジュースの販売は行わない、などの工夫もされています。


また、今回の新型コロナによる自粛期間中も、“ホテルとしてビーチの清掃は務め”
という想いから、自粛中もスタッフで清掃活動を行っていたそうです。

前浜ビーチは、ほかのビーチに比べてもキレイな印象があります。
見えないところで東急ホテルのスタッフさんたちが努力されているおかげでもあるんですね。


その他にも、環境に対して様々な取り組みを行われています。


各レストランのストローはすべて紙製に。割りばしも使っていません。(今はコロナの影響で一時的に割りばし使用中)

 


▲ホテル内のコンビニやお土産屋では、ビニール袋は有料に、紙袋は無料にしています。

 

7月1日からコンビニなどもレジ袋が有料化になりましたが、東急ホテルで買い物される方の中には積極的にマイバッグを持参する人が増えているそうです。
お客様の環境への意識が高いのがうれしい、とスタッフさん。

ホテル内でも「ビニール削減」の風潮が高まっているのは、すばらしいことですね。

 

このように、東急ホテルではSDGsに積極的に取り組む姿勢で、清掃や環境保全に力をいれておられました。
曹さんは、「周りがきれいだと、お客さんもごみは捨てられないと思う」とお話されていましたが、まさにその通りだなと思いました!
ホテル内やビーチを歩いていてもゴミ一つ落ちていないので、とても気持ちがよかったです。

現在は、ソーシャルディスタンスを守れる範囲でしっかり環境面、衛生面を徹底して行っていく、とのことですので利用者側は安心して宿泊できそうですね。

曹さん、お忙しい中取材させて頂きありがとうございました!