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Message from ecoislandエコアイランド通信

2020.07.15
お知らせ

【ライオン 美ら action】指定校〜狩俣中学校の取り組み〜

ライオン株式会社の環境保全活動支援「ライオン 美ら action」の今年度の指定校に認定された「狩俣中学校」の取り組みについてお話を伺いましたのでご紹介します!

 

今回狩俣中学校では、「ライオン美らaction」の要項に定められている6つある活動内容の中から、「自然環境に関すること」、「生態系に関すること」、「その他未来志向型の環境保全に関すること」の3つを研究活動内容としています。

狩俣中学校では「花と緑と野鳥のすむ学園」を掲げており、樹木とそれに集う野鳥など自然と人が共生することの大切さを深く認識して、生徒・職員・地域住民と緑化活動を通して「地域の心のよりどころ」の形成に努めると共に緑化活動を総合的に推進してきました。その成果として、昨年度は、沖縄県緑化コンクール学校環緑化の部において特選(県知事賞)を受賞したり、宮古島市民文化祭自由研究の部において「警戒心の強いシロハラクイナの卵の守り方」の研究報告書が市長賞を受賞しています。

 

そこで今年度も「花と緑と野鳥のすむ学園」の継続を掲げ、「自然環境を保全するには日常生活で何をすべきか」「生き物に良い環境を作るには何をすればいいか」といった2つの視点を持って週2回の朝のボランティア活動と、毎月のボランティア活動に励んでいるそうです。

 

朝のボランティア活動では火曜日、木曜日の朝に校舎外の清掃活動や草木の水やり作業を行っています。

▲全校生徒が2班に分かれて作業します。

▲異学年で協力して活動しています。

 

毎月のボランティア活動日には、学校の花壇の整備・保全や花植え作業、総合的な学習の時間を活用した活動、地域行事への参画(海岸清掃、通学路清掃、等)を予定。

最近は総合的な学習の時間を活用し、島尻のマングローブ林観察会を行いました。

▲どんな植物があるだろう?どんな生物がいるだろう?興味津々です。

▲気づき・感じ・発見したことをその場で記録していき、その後学校で新聞を作成し、振り返りの時間を持ったそうです。

 

地道かもしれませんが、こうした活動を通して地域を知ることで、地元への思いやりが育まれ、きっと素敵な島の未来に繋がるのではないかと思います。

コロナの影響で、当初の予定通りには活動できないこともあるかもしれませんが、今年度の活動が実り多いものになりますように応援しています!

狩俣中学校さん、取材のご協力ありがとうございました!