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Message from ecoislandエコアイランド通信

2020.06.12
お知らせ

【ロータス東和オート】宮古島で生産された野菜をお客様にプレゼントし、経済のバトンをつないでいく取り組み


TOWA KITCHEN project」を実施している、ロータス東和オートさん。

このプロジェクトの概要について知るため、ロータス東和オートの代表・新城さんのもとに取材に行ってきました!

 


Q1.TOWA KITCHEN project」について、どんなプロジェクトか聞かせてください。

「TOWA KITCHEN project」とは、新型コロナの影響を受けているお客様の一助を目的として、来店されたお
客様に宮古島で生産される農作物や特産品をプレゼントする、という内容です。

でも、ただ“あげる”だけではおもしろくない、と思ったんです。

そこで、差し上げる品物を使ったこだわりレシピを島の居酒屋さんにお願いをしてつくってもらいました。
そのレシピも一緒にお渡ししています。あの店(有名店)のオリジナルレシピだと作ってみたくなりますよね〜?

家で作ればSTAYHOMEの楽しみの一つにもなるかも!的な感じです。

 

Q2.このプロジェクトを始めたきっかけはなんですか?

自社のお客様との会話の中で、新型コロナの影響でホテルや飲食店が休業しているから、
農家の野菜が売れなくて大変みたいよ〜とか、うちの店、観光客が来ないから売上が減っててさ〜などの話を聞いて、
何か出来ることないかなぁ〜?と考え、

その売れないモノを買い取ることで、小さくても良いから経済を回す動きをしてみよう! というのがきっかけでした。

このプロジェクトを始めたことによって、自社のお客様のつくっている野菜や特産品を知ることができる良い機会となりました。

また、手間のかからないこだわりレシピをプロの調理師に作ってもらい、品物とともにプレゼントすることで店舗の宣伝にもなる。
「見えないバトン」をつなぐイメージですね。

 

Q3. 取り組みによって、どのようなことを期待したいことや目標を聞かせてください。

今回のように、野菜や特産品、プロのレシピを配る・・・など情報提供をすることで、お客様は「次につながる」選択肢が増えます。
それを繰り返すことによって、少しでも経済がまわるようになる。

こういった小さな取り組みを通して「コロナだけでなく災害に負けない強い地域」をつくりたいと思っています。

 

Q4.ロータス東和オートは「災害に強い会社つくり」をされているとお伺いしたのですが、具体的にどのような取り組みをされていますか?

弊社では、5年前から電気自動車を利用した施設の実験をしています。
宮古島は台風銀座と呼ばれるほど台風が多いので、直撃時に停電することも多々あります。

停電したときに、電気自動車があれば、車からの給電で電気を得ることが可能です!

この取り組みを始めたのは、停電したとき、うちの会社(ロータス東和オート)があれば安心だと、近隣地域の人々に頼れる企業にしたい!と思ったのがきっかけ。
安心できるクルマ屋さん的な 笑

現在では、この取り組みが弊社の付加価値サービスとなっています。

 

Q5.最後にロータス東和オートにとっての地方創生とは?


私たちが思う地方創生とは、「お客様の“お役立ち”を続けること」です。

お役立ちを続けないと、その地域にある企業としての価値(役割)が無いし、地域での存在価値を認めていただ
けるから事業を続けることができる。
そして、何より大事にしているのは“時代に合わせて価値を創造し続けていくこと”だと思っています。

 


 

「これからも、何ができるのかを考え続けます」と笑顔で話す新城さん。



 

ロータス東和オートさんが実施されている宮古島で生産された野菜をプレゼントするプロジェクトは、お客様だけではなく農家の方々や居酒屋にも経済のバトンが回る仕組みとなっているのですね。

 

ロータス東和オートさんが提唱されている「電気自動車のある、島暮らし」がさらに広がっていけば、環境にやさしいのはもちろん、私たちの暮らしもさらに便利になりますね!