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Message from ecoislandエコアイランド通信

2020.03.03
シルバースター

【エコアクション・カンパニーのご紹介】むさしのイミュニティーグループ様

持続可能な島づくりに取り組むエコアクション・カンパニーをご紹介!

今回は「エコアクション・カンパニー認定制度」のシルバースターに認定された

むさしのイミュニティーグループ様をご紹介します!

シルバースターの認定基準などの詳細はこちらをご覧ください♪

 

「むさしのイミュニティーグループ」さんは宮古ビデンス・ピローサ事業として

研究開発およびグループの事業統括などを行う「株式会社武蔵野免疫研究所」、

製品の卸売、企画、営業などを行う「株式会社うるばな宮古」、

宮古ビデンス・ピローサの栽培指導、一次加工などを行う「農業生産法人かぎすま宮古有限会社」を連ねるグループ企業です。

ビデンス・ピローサ(タチアワユキセンダングサ)は、宮古島に住んでいれば道端や海岸の岩場などで

一度は目にしたことがある、中心が黄色くて、白い小さな花びらをつけるキク科の植物。

あぁ、あれか!とピンと来る人も多いのではないでしょうか?

これを安全性と品質を確保するために行き届いた品質管理のもと、

独自の方法で栽培・加工したタチアワユキセンダングサだけを「宮古ビデンス・ピローサ」と呼んでいます。

 

今回は株式会社武蔵野免疫研究所、研究開発部の安仁屋部長にお話を伺いました!

 

Q.事業内容を教えてください。

主には“宮古ビデンス・ピローサ”というオリジナルブランドハーブの栽培・加工と、

それを使用した健康食品や化粧品の研究開発と全国展開を行っています。

Q.エコアクション・カンパニー認定制度の応募のきっかけは何でしょうか。

市役所からの連絡網で知りました。

Q.御社のビジョン・今後の目標をお聞かせください。

宮古ビデンス・ピローサは農薬、化学肥料、堆肥などを一切使用せずに栽培し、収穫は手狩りで行います。

さらに蒸す、練るなどの手間暇を加えて原料を調整し、それを製品化して世に送り出しています。

これらはいずれも効率的とは言えず、あたかも時代に逆行した取組みであるかのように受け止められるかもしれませんが、

「実はこれこそが時代の最先端の取り組みである」という理念・信念を世に発信していきたいと考えています。

そのためにはこれからも真摯な研究を行って科学的なデータを蓄積・発表することはもちろん、

新たな販路開拓、宮古島島内におけるPR活動の強化、畑や工場案内を盛り込んだエコツアーの強化などを行い、

積極的に多くの方に知っていただくよう取り組んでい行きたいと考えています。

 

安仁屋部長、ありがとうございました!

 

手間暇をかけながら、日々真摯に研究・開発に向き合うむさしのイミュニティーグループさん。

お話にあったエコツアーは、現在は全国の取り扱い企業のお客様を対象にしており、年間100名程度が来島されているそう。

ゆくゆくはツアー会社と提携した、一般向けのエコツアーをできないか、模索されているとの事でした!

 

むさしのイミュニティーグループさんの宮古島の自然環境を活かして宮古島に合った栽培を行う活自然農法や

農薬や化学肥料だけでなく堆肥も使わない農法は、地域の天然資源の新しい活用方法として、

水源を地下水に頼る宮古島では水源を守る意味でも注目されています。

こういった宮古島の自然を活かし、共存する取り組みをツアーで知り・深める事ができれば

なんだか観光の島、宮古島と相性ぴったりな気がしますね♪

 

エコアクション・カンパニーの皆さんの取り組みのご紹介を通じて

皆さんが少しでもエコへの関心を深めるきっかけになれば嬉しいです。^^