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Message from ecoislandエコアイランド通信

2018.06.27
お知らせ

「ようこそ、森の教室へ!」〜大野山林自然散策〜

 

5月下旬。沖縄県立宮古青少年の家の主催で行われた、大野山林での自然散策のイベント「ようこそ、森の教室へ!」に同行させていただきました。

今回は、そのイベントのご紹介です。

 

親子で、おばあちゃんと孫で、と家族での参加が多かったです。

 

自然散策へ出掛ける前に、主催者のみなさんから大野山林の話や、宮古島の自然環境や動植物の話、自然散策へ行く際の注意事項などの説明を受けました。

 

宮古島には山があった。その山々は畑にするために削られてしまった。

山がなくなるという事は、水をためる量が減ってしまうという事。。

大野山林は宮古島で唯一の大きな森なのです。

大野山林には水があり、野鳥や昆虫、植物など、生き物がここにはたくさん暮らしています。

また、そこでないと生活できない生き物もたくさんいます。

 

今回の自然散策のガイド、与那覇としゆきさんは話しました。

そんな生き物たちの大事な場所である大野山林を「大事にしなきゃいけない。」という事を、特に子ども達に教えたい。

自然を学ぶには子どの頃が大事で、子どもたちが自然と向き合う場を作るには親の力が欠かせない。

今日は、自然の中でたくさんの生き物たちと触れ合いながら様々な特性を学び、子どもたちがより自然に興味を持ってくれたら嬉しいです、と。。。

 

お話を聞き終え、いよいよ自然散策へ出発!と、その前に、、

 

大野山林に生息する昆虫や爬虫類などを何種類か見せて下さいました。

子どもたちは大はしゃぎ!!!

特に蛇は大人も子どももおっかなびっくりしながら見たり、触ったりしていました。

なかなかこんなに大きな蛇を触れる機会もないので、みんな興味津々です。

 

さて、宮古青少年の家のすぐ側の大野山林へ出発!!!

青少年の家の敷地内にある植物や生き物の説明を受けながらの移動です。

 

みんなで指差して、白黒のまだら模様の蝶「オオゴマダラ」を探したり。。

 

その「オオゴマダラ」の蛹を探したり。。

(今回見つけられなかったのですが、「オオゴマダラ」の蛹は黄金に輝くそうです。)

 

「トックリの木」から綿を落としたり。。

GET☆★☆

 

「メジロ」のお家(巣)も見つけました〜〜〜!

同じ場所に巣を作るそうで、一つの巣に4個の卵を産むそうです。

 

ガイドの先生の知識豊富な話しを聞きながら、たくさんの植物や生き物を見て、触れて、、、

大野山林に行くまでにたくさんの自然に触れあえました。

 

さあ、いよいよ大野山林の中へ!!

 

 

太陽の光を求めて、この細い植物はもともとつる性の植物ではなないのにつる性の植物と一緒に枝に絡み上に上に伸びています。

林の中では光りが少ないので生きる為にこのように変化したそうです。

 

木の上に白い何かがあります。

 

ガイドの先生が落としてとって見せてくれました。

 

すると子どもたちは集まって興味津々に見ています。

外来種のカエルの卵です。

 

このようなつるが垂れ下がっているものを宮古島でよく見かけませんか?

このつるはやがて下につき、根を張り、太くなり、幹のようにずっしりと定着するそうです!

生命力が強いですね。

 

他にも洞窟に入ったり、食べられる木の実を食べて見たりと、いろんな経験をしました。

是非みなさんも宮古島の数少ない森を体験しに訪れてみては?

 

 

親子、男3人で参加したご家族に今日のイベントに参加した感想を聞かせていただきました。

お父さん:「初めて子どもたちを連れてこういった自然散策のイベントに参加したのですが、色んな植物や生き物を見せられて良かったです。」

長男くん:「普段歩く事があまりないのでたくさん歩いて疲れました。。」

次男くん:「洞窟が涼しくて面白かったです!!」

 

普段の遊びとは違う経験ができたようですね!

 

このように、宮古青少年の家では自然に触れあえて、学べるようなイベントを一年中開催しています。

ぜひ、皆さんもイベントをチェックして、気になるイベントに参加してみてください!

市民ではない方も参加できるイベントがたくさんあるようですよ。

 

平成30年度事業一覧表はこちら

 

このようなイベントに参加し、宮古島の様々な自然に触れ合いながら学び、

私たちの暮らす島の自然をいつまでも守って行きましょう!