Message from ecoislandエコアイランド通信
2026.06.12
特集記事
「住んでよし、訪れてよし」の地域をつくろう
私たちの宝物である宮古島の美しい海や自然。この素晴らしい景色を「千年先の未来」まで残していくために、日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)をご紹介しながら「観光と環境」について考えてみたいと思います。
「住んでよし、訪れてよし」の地域をつくろう。日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)とは
観光庁は、地域が自ら観光をコントロールし、より良い地域にしていくための基準として「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」を公表しています。
これは、国際的な基準をもとに作られた「観光地の健康診断」のようなもの。
単に観光客を増やす(量)のではなく、「環境」「社会」「経済」の3つのバランスをとりながら、「住んでよし、訪れてよし」の地域づくりを目指すための道しるべとなっています。
「量」から「質・管理」へ。なぜマネジメントが必要なの?
観光客が増えることは嬉しい反面、ごみの増加や自然環境への負荷など、地域への負担が大きくなることもあります。そこで大切なのが「管理(マネジメント)」という考え方です。
- 環境を守る: 美しい海や自然を守るため、国立・国定公園化の検討や、ごみ減量化の仕組みづくり。
- 社会を支える: 地域の文化や暮らしが守られ、住民が「観光がきてよかった」と思えることが大切。
- 経済を回す: 観光で得られた利益が、地域の環境保全や福祉に還元される仕組みづくり。
宮古島でも、観光に関する意識の転換が進んでいます。
持続可能を意識した島内のアクション!
- エコアクション・カンパニー: 環境に配慮した経営を行う事業者を認定する制度。

- 再エネ・EVの普及:脱炭素の島づくりを目指し、脱炭素先行地域(下地・狩俣地域)にて電気自動車(EV)のシェアリング補助事業なども始まっています。
持続可能な観光は、観光客のみなさん、市民、事業者、行政が、それぞれの立場で支え合っていく取り組みです。
- 【市民の皆さん】 地域の宝物を再発見し、誇りを持って伝えていくこと。
- 【事業者の皆さん】 環境負荷を減らす工夫をし、島の価値を高めるサービスを提供すること。
- 【行政の役割】 ガイドラインを活用して現状を客観的に把握し、中長期的な計画を立てること。
他地域の事例でも、サステナブル・ツーリズムを念頭に置いた取り組みが進んでいます。宮古島も、いまある豊かな資源を「管理」し、「質」を高めていく観光を目指して、観光協会などで取り組みが始まっています。
明るい話題も多く、「これからの宮古島観光」に期待ですね!
