千年先の、未来へ。

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Message from ecoislandエコアイランド通信

2021.06.02
お知らせ

宮古は日ごとキレイになっている!

みなさん、こんにちは♪

地域おこし協力隊の大林です!

ここ最近、テレビや新聞などでSDGsという言葉を見聞きすることが多くなり、環境を意識して、クリーン活動をする方々やエコな暮らしや商品を生活に取り入れる方々が増えてきています。

これまでは、ビーチクリーン活動をする人たちは移住者(ナイチャー)が中心でしたが、今では島の方もクリーン活動に参加するようになったり、個人で自分の時間のある時や気になる時にゴミを拾って捨てるなどのクリーン活動を地道にされている方々もいます。

今回は、SNS(フェイスブック)でもここ最近話題になっています、FBページ「宮古は日ごとにキレイになっている!」の発起人(管理人)である宮古島は砂川集落出身の佐々木有希さんを取材させていただきました。

「宮古は日ごとにキレイになっている!」(FBページ)

https://www.facebook.com/groups/661600067965450/

 

▲佐々木有希さんと相棒(愛犬)のタカくん

 

以下(ゆうきさん)

〇ゆうきさんは、ゴミ拾いをポイ捨て拾いと表現されていますが、ポイ捨て拾いを始められたきっかけを教えてください。

犬の散歩道にゴミが落ちていたので、袋を持って散歩するようになったことが始まり。

一緒に散歩する子どもたちが、積極的になり「今日は拾わないのー?」「拾うの楽しい」と言ってくれ、だんだん習慣化していきました。

〇ポイ捨て拾いをやっていて感じることはなんでしょうか?

自分がこんなに宮古のこと好きなんだと実感しています。それから、拾っているとゴミについて興味が湧いて、このゴミはどこへいくのか(素材の性質、ポイ捨てられたままだとどうなる?ちゃんとゴミ箱に入れて分別するとどうなる?みたいなこと)を、調べて知ると面白くなってきました。たくさんのゴミを見て悲しんだり、空を見上げてその綺麗さに励まされたりすることがよくあります。

どんなゴミが多いでしょうか?

多いのは、タバコの箱、吸い殻、空き缶、ペットボトル、お菓子の袋。まだ昔の習慣としてのポイ捨て(自然に還るから大丈夫だろうという考え)が多い気がします。驚いたのは、中身の入っている洗剤、柔軟剤、歯磨きセットなどです。心ないポイ捨てには嫌な気持ちになりますね。

▲相棒のタカくんもゴミを探しています^^

 

▲畑のそばには置かれたままであろうゴミも多い

 

みんなに伝えたいことはありますか?

「ポイ捨てはしないで!ゴミが落ちていたら、拾おう!」

ポイ捨てするとリサイクルされるはずの資源が焼却ゴミに回されてしまうこと、ポイ捨ては大切な資源の無駄遣いにもなってしまうんだよってことも伝えておきたいです。キレイな状態で資源をリサイクルにまわすことが大切。暮らしの一つ一つを丁寧にすることが、キレイな島、キレイな地球に繋がっていることを知ってもらいたい。私も、つい最近学んだことのひとつです。

 

〇宮古島市の標語が「千年先の、未来へ。」なのですが、未来に向けてこれからの活動としてどうしていきたいなどありますか?

千年先の未来は、今よりもっともっと綺麗であってほしいです。だから、自分だけでなんとかできるとは思っていなくて、たくさんの人のチカラを借りてみんなでポイ捨てゴミを拾って、みんなで綺麗な宮古島にしたいです。できるときにできる範囲でいいと思います。ポイ捨てゴミを拾っている時も、出会った人から声をかけてもらったり、こちらも声をかけたりして、繋がりができている。そうやって、人との繋がりも大切にしながら綺麗になっていくのが宮古らしいとも思います。宮古の昔ながらの人の温かさ。宮古人らしさ。それも一緒に千年先まで続くといいなと。

 

ゆうきさんのご自宅から一緒に、相棒のタカくんの散歩コースである砂川地区を初夏の日差しを浴びながらご一緒させていただきましたが、ゆうきさんの宮古愛、地元愛が伝わってきて、とても素敵だなと思いました。お話ししていると、ゆうきさんと私、大林が同級生(笑)ということもわかり意気投合し、これからゆうきさんとエコな活動をしていこうねと約束しました。

 

このように、愛犬の散歩中や自宅の周辺、海に行った際など、気づいた時に気軽にできるエコアクション(ゴミ拾い)でワンハンドクリーンアクション(片手で拾って持てるだけのゴミ拾い)というものもあります。みなさんも気づいた時に、無理なくコツコツやってみてください。ゆうきさん取材させていただき、ありがとうございました^^