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Message from ecoislandエコアイランド通信

2020.04.21
シルバースター

【エコアクション・カンパニーのご紹介】エコツーラボ合同会社様

持続可能な島づくりに取り組むエコアクション・カンパニーをご紹介!

今回は「エコアクション・カンパニー認定制度」のシルバースターに認定されたエコツーラボ合同会社様をご紹介します!

シルバースターの認定基準などの詳細はこちらをご覧ください♪

 

環境に配慮しながら行われるツアーを数多く提供しているエコツーラボ合同会社様。島の自然を見て、感じて、知る事が自然を慈しみ、守っていこうという心を育てるのではないでしょうか。

宮古島の海の世界を案内してくれるサービスを提供するエコツーラボ合同会社様の代表の方にお話をお聞きしました。

 


Q1・事業内容を教えてください。

観光客が来ればくるほど美しくなるエコツーリズムの研究開発と企画運営を20年前から行なっています。2010年に環境省主催エコツーリズム大賞(特別賞)を受賞しています。

1998年、宮古島ダイビングブームの隆盛期、ボート投錨抑止のためノーアンカーブイを設置しました。2014年、オニヒトデ大発生期、食害から守ため年間最大35,000個体のオニヒトデを除去しました。2016年、世界的なサンゴ大白化時期、2年間で100日の白化回復ダイビング調査を行いました。この調査データを活かして、白化耐性の高いスーパーサンゴ海面養殖を今年から始めました。今後は、人工知能や水中ドローンなども駆使して、サンゴ回復に資する研究開発を進めたいと思っています。

 


2018年には、国際サンゴ礁年オフィシャルサポーター企業ににも任命され、翌2019年には、環境大臣より感謝状を授与されました。
2020年の対外評価目標としては、ツーリズムEXPOジャパンアワードの最高賞を獲得することです。下地島空港やメガクルーズバースからのインバウンド観光客が増えれ増えるほど美しくなるような宮古島観光モデルでの受賞を目指しています。

  

 

Q2・エコアクション・カンパニー認定制度の応募のきっかけは何でしょうか。

エコアイランド推進課の職員さんからエコアクション・カンパニー認定制度が始まると伺い、千年続く共生の宮古島を創る一員となりたいと思ったからです。

シルバー認定第1号に続き、ゴールド認定も第1号を目指します。

 

Q3・御社の今後の目標をお聞かせください。

2019年12月、生物多様性アクション大賞2019の最高賞である環境大臣賞「ノータッチサンゴマナー」を受賞しました。環境と経済の両輪を回すSDGsアクションとして高く評価されました。

2020年の目標は、ノータッチサンゴマナーを宮古島に定着させつつ、国内外に発信することです。
海底の石や岩で育つ赤ちゃんサンゴや幼サンゴを保護して、千年続くサンゴ礁(目玉観光資源)を実現することです。

昨年、エイベックスやコロンビア協賛で実施したオーディションでグランプリに選ばれたイメージモデルを活用して、2020年は大々的なキャンペーンを実施します。

ノータッチサンゴマナーに関しては、以下の動画をご覧ください。

2020年1月、一般社団法人SDGsアクティブラーニング沖縄(代表理事:猪澤也寸志)を設立し、修学旅行や企業研修でのSDGs学習にも取り組んでいます。全国の中学、高校からも問い合わせが殺到し、5年間連続の宮古島修学旅行でSDGsに取り組み、大阪万博で成果発表するという私立中学のような事例も生まれています。

2019年4月、国連グローバルコンパクトを宣言署名し加入しました。今のところ、沖縄唯一です。2020年中には、世界標準の「サステナブルツーリズム国際認証」を取得いたします。観光企業としての国内初を目指します。

最後に、東アジアのハブに位置する下地島空港は世界に開く玄関口であることから、世界最先端のエコカンパニーを当社は目指しています。

そして、サステナブルな未来沖縄観光の手本を示すことを今後ともミ ッションとしつつ、千年続く共生の宮古島実現に貢献する決意です。

 


 

宮古島にとって欠かせない観光業。その中で、環境保全にに配慮したツアーは欠かせないものとなっていますね。

宮古島の自然から恩恵を受けているからこそ、環境を破壊してしまうことはあってはならない。だからこそ、エコツアーの考えが浸透して欲しいものです。

エコツーラボ様の長年にわたる意欲的な姿勢は見習うべき点が沢山あるように感じます。

 

こういった様々な取り組みを知り、それを個人に落とし込んだ時、私たちはどんなことができるのか。

そんなことを考えるきっかけになり、少しでもエコの輪が広がっていけば嬉しいです。