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Message from ecoislandエコアイランド通信

2019.07.05
お知らせ

昔ながらの風情漂う「漲水石畳通」

 

こんにちは!皆さん、宮古島で最も由緒のある「漲水御嶽(別名:ツカサヤー)」はご存知でしょうか??

 

 

漲水御嶽は、現在も、地元でも厚い信仰を集めていて宮古島でも数少ない、自由に出入りをしてもいい御嶽として有名ですよね!今回は、その前の道を挟んで続く綾道の石畳についてご紹介したいと思います。(※綾道〈あやんつ〉:宮古島のことばで美しい道)

 

 

この石畳道は、「漲水石畳通」(別名「ネフスキー通り」)と称され、以前は漲水御嶽から祥雲寺北東の辻まで続いていました。(※辻:道が十字形に交差している所。)現在は、平良港築港工事(大正10年)や宮古神社移転(昭和17年,道路工事等により、全体の1/3くらい(約90m)の長さになったとされます。

 

 

頂上には、ロシアの東洋言語学者「ニコライ・A・ネフスキー(1892-1937年)」の顕彰碑が設置されており、「ネフスキー通り」とも呼ばれる場所です♪彼は、宮古島のあらゆる文化を研究した先駆者なんだとか。。なかなかのイケメンだったそうです(笑)

 

 

そして、目の前には宮古神社があり、伊良部大橋や平良港を展望できるポイントでもあります♪

 

 

近年 宮古島では、入域観光客数の飛躍的な伸びを背景に、 リゾート開発が加速されています。そんな中「漲水石畳通」は、沖縄らしさが漂う風情のある場所としていまも存在しており、しみじみと歴史を感じられる静かな一角です。多くの方が宮古島に足を運んでくれるのはとても嬉しいことだけど、昔ながらの街並みや伝統も大事にしていきたいですね。

 

 

あ!宮古島に来たらまず「漲水御嶽」に訪れて、島の神様にご挨拶することをお勧めします♪きっとすばらしい時間を過ごせることでしょう!お帰りの際もご挨拶を忘れずに・・。。エコアイランド宮古島のテーマは、いつまでも住み続けられる島づくりです。いつまでも住み続けるには、文化を守っていく事もとっても大事。また、このような島の文化資産をご紹介していきたいと思います。