Message from ecoislandエコアイランド通信
シェアサイクル「ダイチャリ」 ― 宮古島に新しいエコモビリティの誕生
宮古島で新しい移動手段の実証実験が始まっています。
その名も、シェアサイクル「ダイチャリ」。市役所や公園、クルーズターミナルなど市内6か所のステーションに、自由に乗って、自由に返せる電動アシスト自転車が並びはじめました。
「シェアサイクル」と聞くと、なんだか都会のイメージかもしれません。でも、車中心の宮古島だからこそ、自転車という選択肢があると、暮らしも観光も少しだけ自由になります。今回は、2026年4月1日に始まったばかりのこの取り組みを、現場の声を交えてご紹介します!
どんな仕組み? ― 全国共通アプリで「借りる・返す」
「ダイチャリ」は、シナネンモビリティPLUS株式会社が運営するシェアサイクルサービスです。実は同社、首都圏と関西を中心に全国約3,000か所のステーション・約16,700台の自転車を運営する、日本最大級のシェアサイクル事業者。今回、宮古島市と「宮古島市シェアサイクル事業の実証事業に関する基本協定書」を締結し、2026年4月1日から2028年3月31日までの2年間、実証実験が行われます。

仕組みはとてもシンプル。
- スマホアプリ「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」をダウンロード
- 会員登録して、最寄りのステーションを検索
- 借りて、目的地近くのステーションに返却
※エリアによって異なります。
借りた場所と違うステーションに返してもOK。しかも、このアプリ、なんと全国約全国約14,000か所か所のステーションが共通で使えます。宮古島で借りた…はもちろんできませんが、東京の出張先でも同じアプリで自転車が借りられるという便利さです。
市内6か所のステーション、いま約70台が走っています
実証実験では、市内に6か所のステーションが順次オープン中(うち1か所は2026年6月オープン予定)。サービス開始から約1か月半が経過した2026年5月時点で、約70台の電動アシスト自転車が市内を走っています。
| ステーション | こんな場所です |
|---|---|
| 平良港国際クルーズターミナル | クルーズ船で来島した観光客向け |
| 宮古島市役所 | 市民の用足し・通勤通学に |
| パイナガマ海空すこやか公園 | 海沿いのお出かけに |
| ヒルトン沖縄宮古島リゾート周辺の自治体施設 | 宿泊客の周辺観光に |
| エコハウス(西里通り沿い) | 街中の移動に |
| 宮古空港 | 身軽に滞在したい短期旅行者にも便利 |
運営担当者によると、いまいちばん稼働しているのはエコハウスだそう。「満車になっている時間帯が多いんです」とのこと。
「島内の約80%の自転車が同じ時間帯に貸出されていることもありました。」と担当者。実際に貸し出されている自転車も確認され、島内の移動手段として馴染んできているように感じました。
エコアイランド宮古島の理念と重なる取り組み
シナネンモビリティPLUSは、シェアサイクルを通じてSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」・目標13「気候変動に具体的な対策を」・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」への貢献を掲げています。
エコアイランド宮古島宣言2.0の「みんなの知恵と工夫で限りある資源とエネルギーを大切にする」という考え方とも、ぴったり重なります。
これからのこと
最後に、運営担当者に「現時点の課題は?」と聞いてみたところ、「どれだけ知ってもらえるかが、いまの一番の課題だと思っています」のとことでした。
「来島する前に知ってもらって、宮古島に着いた瞬間からもう使える状態で入ってきてもらえるか、というところが大事だと思っています」
飛行機やクルーズ船で来島する前段階で、いかに認知を獲得できるか。これが、2年間の実証期間を通じた大きなテーマになりそうです。
いかがでしたか?
宮古島の暮らしと観光に、新しい「移動」の選択肢が加わりました。車では行きにくいちょっとした距離も、自転車ならスイスイ。しかも環境にもやさしい。
エコアイランド宮古島が目指す「千年先の、未来へ。」につながる、新しい移動手段。みなさんもぜひ一度、「ダイチャリ」に乗って、いつもと違う宮古島の景色を楽しんでみてください!