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マングローブ林の再生×エコアイランド宮古島

2017.12.20

マングローブは「生命のゆりかご」

マングローブとは、淡水と海水が混ざりあう入り江に生息する植物の総称です。
潮が引くと、ウネウネと四方八方に伸びる不思議な根が現れます。
そこにはカニやエビ、魚、貝、それらの餌となるプランクトンなど様々な生き物が生息しています。
また水鳥にとっても餌場であり、休息場になっているのです。
この様に様々な生態系のバランスを司るマングローブ林は「生命のゆりかご」とも呼ばれています。
それだけではなくマングローブ林に生息する木々は、その不思議な形の根で入り江の水流をゆるやかにしたり
海の波をさえぎったりして時には私たちの暮らしを水害から守ってくれることもあります。

 

 

生まれ育った島でマングローブ林の再生に挑む

『今の子どもたちに将来「昔はもっと綺麗だった」とは言わせたくない。「尊い自然を残していこう」という気持ちになるように子どもたちに伊良部島の自然を体感してもらい、メッセージを伝え続けていきたい。』

 

現在、蟹漁師として伊良部島にて蟹の養殖と入り江の保全活動を行う蟹蔵さんこと、吉浜崇浩さん。
蟹をある程度大きくなるまで養殖してから放流したり、伊良部島の美しさやマングローブ蟹の美味しさや感動を発信していくことで
入り江の自然の大切さや、現状を島の人や観光客の皆さんに知ってもらい皆で守っていけるようにと日々懸命に取り組んでいらっしゃいます。

 

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