ふるさと納税を活用した取り組み・地下水水質調査(環境衛生課)
2019.2.14【活用事業:宮古島市地下水モニタリング調査業務委託】
宮古島での生活に必要不可欠な命の水の調査にも、ふるさと納税を活用させていただいています!!
宮古島市地下水保全条約第30条の規定(常時監視)に基づいて、宮古島市における地下水の水質分析を行ない、データを取りまとめ、それらの推移について分析・考察し、毎年度毎に宮古島市地下水モニタリング調査結果報告書を作成し、公表することを目的としています。
観光客数の増加に伴って水の使用量も上がり、生活排水も多くなっているので、今後ますます地下水の調査は重要な業務になってきています!
いわば、宮古島の生命線をみなさまの寄付によって、見守っています!
【事業内容:宮古島市全域の地下水水質調査・報告書の作成・公表】
宮古島市全域の地下水水質調査をし、調査結果を報告書にまとめ、公表しています。
1987(昭和62)年頃に、宮古島で硝酸態窒素汚染の問題が顕在化し、1966(昭和41)年に1.92mgL-1であった硝酸態窒素濃度が1989年(平成1)年には8.9mgL-1までに上昇しました。
(この数値が10mgL-1を超えてしまうと飲み水として認められなくなるそうです。)この問題を機に、宮古島市地下水水質保全対策協議会が組織され、宮古諸島全域的な筑水水質を行い、毎年報告書としてまとめています。
調査書では、地下水水質の現状、推移、それらに関連する情報を収集した上で、保全対策を提示してきています。
協議会は2005年に解散したのですが、調査と報告書刊行は宮古島市が継続しています。
【湧き水から水の採取】
【その場で調査し、調査結果を数値で表にまとめます】
【採取をした水を容器へ入れ調査します。】
それにしても川のない宮古島で、このような水の流れを見ると、はっ!としてしまいます。