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「宮古工業高校×宮古島市」EV学習カリキュラムの  検討・試験的授業の実施 記者発表

2018.6.15

 

宮古島市役所と沖縄県立宮古工業高等学校は、今年度より連携してEV学習カリキュラムの検討・試験的授業を実施することとし、2018年6月13日に記者発表が行われました。

 

 

EV(電気自動車)関係の学習が沖縄県内の高校で取り組まれるのは、今回が初めてということです!

(ハイブリットに関する学習は取り組んでいる学校があります。)

このプロジェクトの第1回目の授業は今月6月上旬に既に実施され、外部講師を招いて講演をしていただいたそうです。

この取り組みは今年10月までを予定しているとの事です。

 

EV学習に取り組むのは、自動車の学習を専攻している3年生の生徒さんの中のEV学習に関心のある生徒さんたち11名です。

課題研究の授業で希望者が選択し、学んでゆきます。

 

宮古島市では、低炭素社会実現のためにEV車(電気自動車)の普及を進めているのですが、

メンテナンスの為にはEVの特別なシステムに対する整備の専門技術の確保などが必要との事です。

しかし、現在の宮古島でEVの整備が出来る人は1人しかいないという事で、その課題解決の為にも、今回のプロジェクトの実施につながりました。

 

このプロジェクトをキッカケに宮古島からEVのメンテナンスが出来る技術者が誕生すると良いですね!!

 

今回、EV学習カリキュラムの 検討・試験的授業の実施の開始という事ですが、実は宮古工業高校の部活動の中で以前からEVに関する活動に取り組んでいるそうです。

 

それがこちらの「エコデン部」の皆さんです!

 

高校生が自作の電気自動車(EV)をチームごとに用意し、走行距離をレースで競うのです。

その中でEVに関することを学びながら活動しているのですね。

 

 

このように部活で、そして授業で、EVについて学べて興味を広げられる環境があることが、まずは大事ですね。

今後のこのプロジェクトに注目です。