池間島の中学生が作った島の恵たっぷりの化粧水「Venusea (ヴィーナシー)」誕生!!
2020.12.5「池間島中学校の生徒達が島の素材を使って開発した化粧水が販売開始されたらしい。」
そんな情報がローカルニュースや新聞、SNSを賑わせ始めた12月の宮古島。
12/4(金)、下地島空港で中学生たちが販売会を行っているという事でお邪魔してきました!!
この日は化粧品開発に関わった池間島中学校の生徒11名が空港入口付近でパンフレットを配って販売会の宣伝するグループと、販売会場で接客するグループに分かれて販売会を行っていました。
空港を訪れたお客様に、テスターを試していただきながらしっかりと商品説明をする生徒の姿は、とても様になっていました!
実際に自分たちが開発に関わったからこそ、語ることができるストーリーもあるのだと思います。
▲化粧水のテクスチャーや香りを実際に体験いただいているところ。お客様の反応も上々!
この化粧品開発、もともとは池間島から若い人が出て行ってしまうことに問題意識をもった生徒たちが、「島に仕事を作ろう!」というテーマで昨年度スタートした総合学習の授業がきっかけだったそう。島の大人たちの知恵を借り、色々なアイデアを出し合い検討した結果、行き着いたのが「島の恵みを活かした化粧品開発」でした。
化粧品に使用されているのは実際に生徒たちが島で収穫したアロエ、月桃、アカバナ、アダンの実。化粧品会社の方や地域の方の力も借りながら、素材の良さを引き出す加工をそれぞれに施し、パッケージやネーミング、値段などもグループで何度も話し合って考えたそうです。時には難しい英語の論文に挑戦したこともあったんだとか!!
▲パンフレットやパッケージのイラストは美術の時間に描いた素材の絵だそうです!とってもお洒落♪
そんな島の中学生や地域の方々のこだわりと愛がこもった化粧水。
化粧水の包装紙の裏側には生徒達からの気持ちのこもった手書きのお手紙がついています。
これを読んで心を打たれて「思わず泣いた」という島の購入者の声も。
それだけ生徒達が強い気持ちでこの開発に関わり、気持ちを込めてくれたからこそ、こうして人の心を掴むのだと思います。
化粧水は現在、下地島空港、島の駅みやこ、ホテルローカス、いらぶ大橋海の駅、ハピラニみやこ、アロハ堂、グリセリンクイーンさんでお取り扱い中との事。
気になった方は是非、お手に取ってみて下さいね。
池間中学校の皆さん、取材のご協力ありがとうございました!