セソコさんの市民ライター講座のフォローアップ(ゆくりば)を開催しました!
2018.11.5
先週土曜に、こちらのセソコさんの講座(セソコマサユキさんに学ぶ市民ライター講座振り返り★)のフォローアップを開催しました!!
みなさん熱心!7名の方に参加いただきました。
今回は、セソコ先生にお教えいただいた取材の極意をもう一度復習することと、
みなさんの「千年先の未来へ」残したい風景をあらかじめ撮影いただき、
当日は写真に込めた想いとタイトルを発表いただくといった内容でした。
もう、みなさんほんとに熱心で、わたしたちにとっても大変有意義な学びの時間となりました。
さて、では振り返っていきます!
最近、移住されたという方の作品です。
タイトルは「親から子へ。受け継ぎたい海の色」です。
素敵な海の色と浜辺で遊ぶ親子。
美しい情景で、タイトルをよく表現できている素敵な作品ですね。
真っ青ではない少し淡い海の色が一層の情感を感じさせるようです。
いつまでも残したいのは、やはりこの島の海に間違いないようですね!
こちらは西城にある何気ない道の風景の中に、小さな女の子が自転車に乗ってどこかに向かっています。
さあ、タイトルはなんでしょうか?
「おばーやーへの道」がタイトル。
女の子は作者の方のお子さまです。
そして、この道は、参加者の方が子供の時から何ひとつ変わらない風景なのだそうです。
おばーやーに向かう自分の子供の姿が、ご自身の子供時代のそれと重なってみえたそうです…
素晴らしい心象風景。キュンっとなってしまいますね(≧∇≦)
おばーやーへの道が、いついつまでも続いていくことを祈りたくなってしまいます!!
さて、こちらは狩俣から参加くださった方の作品。
タイトルは「好きな場所、好きな時間」。
写真にあるかりまた幼稚園は子供が減り続けて存続に危機にあるそうです。
島の特に地域でみられる現象ですね。宮古島も少子高齢化が進んでいます。
地域にはいつだって遊ぶ子供の声が響きわたり、地域全体を活気づけていました。
あんなにも好きだった友達と遊ぶ場所も、もう無くなるかも知れない。
ランドセルと奥で遊ぶ子供たち。。。
島の社会問題を表現した作品に、一同考えさせられました。
さて、次の作品は10年ほど前に宮古島に移住された方の作品です。
こちらも道。島のどこの田舎にも広がる道です。奥には学校に向かう参加者の方の子供が写っています。
ご自宅の前の見慣れた一本道。お子さまは、この先まだまだこの道を通り学校へ行くことになるでしょう。
タイトルは「10年みち」。
この10年で宮古島は激変しました。ものすごい勢いで観光地として発展を遂げています。
しかし、宮古島は生活の地でもあります。いつまでもあたたかい地域が残って、子供たちがのびのび育つ環境であって欲しいと話されました。
変わるもの。変えないもの。住み続けられる島であるためには、観光地という側面だけではなく生活の場としての島の在り方を考えさせられる作品でした!
さて次は、大人気の17endの作品!
伊良部島ご出身の参加者の作品です。地元自慢の海ですよね~見てくださいこの色!!テンション上がりますよね。
タイトルは「楽園 碧ビーチ」です。
これはもう万年残したいです(^▽^)
小さい時からよく訪れていた自慢の海。
島を一度出て戻ってからも、島外から人が来ると必ず連れていく海。
星も夕日も、み~んなこの海で。
地元の人も大切にしている海です。
マナーを守ってゴミは持ち返りましょうね!
次の作品はノンタイトルです。
島の色んなところで見られるというかわいらしいハートの葉の植物!
一見、自然が豊かな宮古島ですが、島の発展と引き換えに貴重な自然も失われているのも現実です。
このような何気ない島の自然の風景もいつまでも大切にしたいものです。
最後に、伊良部島のユークイの作品です。
楽しそうに踊る司たち。
躍動感のある素敵な作品ですね。
タイトルは「千年先まで」。
伊良部島も高齢化が進み、行事の存続が困難な地域も出てきているそうです。
でも、こんな素晴らしい伝統文化が千年先まで続いていたのなら、この島は安泰ですね!司たちに守られているのですから!!
たった写真一枚のお話が、わたしたちの生活の変化や環境問題、これからの島の在り方などの意見交換へと発展したりと学びの多い講座となりました。
このような時間が増えていけば、きっともっとこの島は素敵な島になれるはず…
そんなふうに思えるほど、良い時間を共有できました。
また、次回、お会い致しましょう!みなさん、お疲れ様でした!!