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高校生が考案!持続可能な観光のための「SDGs修学旅行プラン」

2022.3.8

宮古総合実業高校の生徒さんたちが4チームに分かれて、取り組んでいるのは、SDGs修学旅行プラン。

もともとは観光庁が後援する「観光甲子園」への応募ということで始まったこの取り組みですが、

宮古島のサスティナブルツーリズムに活用していこうということで、昨年10月、宮古島観光協会へプレゼンテーションをし、その経験をもとに絶賛ブラッシュアップ中なのだそうです(*^▽^*)

そして、今月、再び、観光協会へプレゼンテーションの予定だそうです。

高校生が考案する「SDGs修学旅行プラン」

どんなプランが飛び出すのでしょうか?

まだ完成途上ではありますが、一部ご紹介していきたいと思います!

 

 

まず始めにAチームの「島の生物多様性を守り伝える修学旅行プラン」。

島に生息する多数の固有種が、外来種であるインドクジャクや日本イタチなどの被害により、絶滅の危機にさらされていることを知り、このプランを考えたそうです。

そして、外来種をただ駆除するだけでなく、料理や工作に活用することにより、生物多様性を守る取り組みを学んでもらい、観光客のみなさんにも環境への配慮を伝えていきたいと発表しました(≧▽≦)!

 

 

 

 

次はBチームの「バナナ再生利用修学旅行プラン」。

Bチームは、観光客に人気がある一方、一般住宅の庭などでも栽培されている身近なフルーツ「島バナナ」に注目しました!

栽培過程や食すにあたり、不可食部が比較的たくさん発生してしまうバナナ(>_<)

不可食部が多いと、破棄しなくてはならない部分がたくさん出てしまいます。

そこで、調べてみると、バナナの皮からプラスチックや織物をつくれることを知り、バナナ再生利用を通じたプランを考案されているそうです。

バナナの皮が宮古島の新たな資源となるのか!?

まだプランが煮詰まっていないとの事でしたが、大いにご注目です(^_-)-☆

 

 

 

 

そして、Cチームの「再利用修学旅行プラン」。

Cチームは、コーヒー焙煎後のカスに注目!!

通常、焙煎後のカスは破棄されてしまいますが、このカスを宮古農林高校(現:宮古総合実業高校)環境班が島の地下水を守るために開発した有機肥料「Biо―P (バイオ・リン)」に混ぜ、肥料として有効利用させるプランを考案しているそうです。

また、考案プランを文字にしていく過程がとても大変だったと教えてくれました(^^♪

 

 

 

 

最後はDチームの「環境・食・人を繋げるサステナブル修学旅行プラン」。

このチームは、観光甲子園予選を見事突破し、全国で20チームのみの選抜という準決勝に進んだチームです。

「ビーチクリーンを通じた 海洋資源の保全と日常的にゴミを捨てない意識」、「海ぶどう・車エビなどの養殖体験を通じた食材を無駄にしない意識」、「シャコ貝殻のシェールランプ作りを通じた廃棄するから活用する意識」など、このプランを通じエコの意識を観光客のみなさんに身に付けてもらい、持続可能な観光を目指していくそうです。

また、ビーチクリーンにより入手した理想通貨での消費を通じて、さらにエコについて考えてもらい、新しい修学旅行の形を作っていきたいと発表しました!

準決勝にエントリーしたプロモーション動画もぜひご覧ください。

↓↓↓↓

 

 

 

どのチームも、このSDGs修学旅行プラン作りを通じて、島について学び、自分たちにできることを学び、何より皆で話し合っていくことの大切さを学んだそうです。

高校生が考案する持続可能な観光のための「SDGs修学旅行プラン」!

今後もご注目です(≧▽≦)!

今月の観光協会様への再プレゼンテーション、頑張って下さい。

 

お忙しい中、ご対応頂き、ありがとうございました。